ウインドウサインでよく使われるカッティングシート。(CS文字やマーキングフィルムとも呼ばれる)
「お店の窓ガラスにカッティングシートで店名を入れたのに、外から見ると全然目立たない」そんな失敗談をよく耳にします。実は、窓ガラスは外から見ると反射や室内の暗さによって、想像以上に「黒っぽく」見える性質があります。そこに黒っぽい色のロゴを入れると目立たないウインドウサインになってしまうのです。
せっかくのウインドウサインも、色の選び方ひとつで集客効果が大きく変わってしまいます。
本記事では、看板制作のプロの視点から、窓ガラスで映える色の法則と、暗い色を使いたい時の解決テクニックを分かりやすく解説します。この記事を読めば、見えない看板で後悔することはありません。
なぜ?窓ガラスに「黒い文字」を貼ると失敗する理由

お店のロゴが黒や紺などのダークカラーだと、そのまま窓ガラスに貼りたくなりますよね。しかし、ここに大きな落とし穴があります。
窓ガラスは外から見ると「鏡」のように周囲を反射したり、室内が影になって暗く見えたりします。 そのため、黒い文字を貼ると背景の暗さに同化してしまい、至近距離まで近づかないと内容が読めない「隠れ家」すぎる状態になってしまうのです。
POINT
室内で見るカッティングシートと、実際にウインドウに貼ったシートでは見え方が異なります。
特に「黒」や「濃いグレー」は、窓ガラスとのコントラストが取れないため、ウインドウサインとしての機能(視認性)を失いやすいので注意が必要です。
視認性アップ!窓ガラスで最も目立つ色の組み合わせ
ウインドウサインで最も重要なのは「コントラスト」です。暗く見えがちなガラス面に対しては、逆の性質を持つ**「明るい色」**を配置するのが鉄則です。

白(ホワイト)
ウインドウサインで最も王道の色です。どんな背景でもはっきりと読み取れます。

明度の高い色
黄色やパステルカラーなどブランドイメージを保ちつつ視認性も確保できます。

ゴールド・シルバー
白や黄色などに比べて視認性は、少し落ちますが高級感を出すことができます。
どうしても「暗い色」を使いたい時の2つの解決策
ブランドカラーが黒だから変えたくない」「落ち着いた雰囲気にしたい」という場合も諦める必要はありません。以下の手法を使えば、暗い色のカッティングシートでも視認性を確保できます。

解決策① 白で「縁取り」をする
文字の周りに白い境界線(フチ)をつけることで、ガラスの暗さと文字の暗さを切り離します。これにより、ロゴのデザイン性を維持したまま、文字を浮かび上がらせることが可能です

解決策② カーテンなど白い背景を設置する
文字を貼る裏側に、白いレースのカーテンや、半透明のフォグラス(すりガラス調シート)を配置します。背景そのものを明るくすることで、黒い文字がくっきりとシルエットのように浮かび上がり、非常におしゃれで読みやすい看板になります。
まとめ
窓ガラスへのウインドウサイン(CS文字)は、お店の顔とも言える重要な要素です。デザインの格好良さだけでなく、「通行人からどう見えるか」という視認性を最優先に考えることが、集客成功への近道となります。
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